今日も1日まる日記

生きてるだけで上出来です :)

小娘スナックデビューの巻

こんにちはまるです :)

 

先日とうとう!

『スナック』という大人の世界に

足を踏み入れてしまいました(ぱちぱちぱち)

 

もちろんスナックのお姉さまに

なったわけではありませんよ :)

私はカウンターのあちら側に立てるほど

素敵なお姉さまではないのです、むう

 

みなさまお綺麗な上にとっても優しくて

これは世の疲れたお父さま方が

足を運ばれるわけだなあと納得いたしました。

うむうむ。

 

なぜ今回わたしがスナックデビューを

果たせたかと申しますと、

うちのお父さんが連れて行ってくれたのです。

 

※これだけ申し上げると

自らうら若き娘を夜の街に連れて行く不届きパパ

に聞こえてしまいますが、うちのお父さんは

子供の好奇心に真っ向から向き合ってくれるただの良いパパ

でございますのでご安心くださいませ。

 

まる「ねえお父さん、今度スナック行ってみたいなー」

父「いいよ!お父さんが昔から行ってるところ連れて行っちゃる」

 

とまあとんとん拍子に話は進み、

世の中が平成になったころからお父さんが贔屓にしているという

お店にお邪魔させていただくということに。

 

お父さんが年に2回だけ訪れるというお店、

どんなところなんでしょうか。どきどきわくわくします。

 

オープンより少しだけ早く開けていただきまして

お父さんとカウンターに座り、

お姉さんからのおしぼりで一息ついて店内をくるりと見渡します。

 

私が今回行ったお店は普通の飲み屋さんと席の配置だけ違う

とても落ち着く雰囲気のところでした。

(きっと場所場所によってお店のつくりから、

お姉さま方の接客方針まで違うものだとは思いますけれども)

 

壁際には尾びれがフリルのようになった金魚が1匹

ゆらゆら泳ぐ水槽が光っています。

 

「お父さんからいつもお話伺ってますよ、歌がお好きだとか」

ウイスキーの水割りをカランカラン作りながらお姉さんはにっこり笑います。

 

自分がいないところで話していてくれるのは嬉しいような

恥ずかしいような、こそばゆい気持ちになりまして

「父がお世話になっております」とこちらも

思わずにこにこしてしまいながらご挨拶いたしました。

 

お店には歌えるようにマイクも置いていて

歌好き親子の私たちはせっかくなので歌わせていただきました。

 

お店の雰囲気に合う曲…と考えましたが

私はすこし昔の曲、昭和の名曲とかが好きなので

オリビアを聴きながら』や『For you...』などなど。

 

お店の方も他のお客さま方も心の優しい方ばかりで

場違い小娘のわたしにお世辞とはいえ

お褒めの言葉やリクエストなんかもいただきまして

ずーっとほくほくにこにこしていられました :)

 

「年2回。いつも来ているわけじゃないよ」

お父さんがお手洗いに席を立ったすきにお姉さんが

安心してねと言わんばかりに優しく微笑んで

こっそり耳打ちしてくださいました。

 

個人的にはまったく心配も気にかけてもおりませんでしたが

その細やかな気遣いに感動して、にっこりしてしまいました。

ありがたいですね、素敵だなあ。

 

ゆっくりと気が抜ける場所は誰しも必要ですからね。

危ないところも街中にはいっぱいありますが

うちのお父さんならきっと上手くかわすことができるでしょう :)

 

こうして私の初スナック大冒険は

無事に終了いたしたわけでございました。 

 

今日も1日まるでした、おつかれさまでした :)